by かわちゃん  
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NHKの朝の情報番組あさイチで、野菜の「かぶ」の特集をやるようです。

「かぶ」の旬は種類によっても異なってきますが、10月から3月ということで今まさに食べ頃となっています。

そんな「かぶ」ですが皆さんは普段口にする機会はあるでしょうか?

「かぶ」で煮物やサラダなどを作るよりは、大根で十分代用することが出来るのでついそっちに走ってしまい、自ずと口にする機会が減っているという方も多いと思います。

あまり注目されにくい「かぶ」ですが、実は体に良い成分が多く含まれており、中にはガンを予防する成分もあるというのです。

その「かぶ」の意外と知られていない一面を紐解いていこうと思います。

ガン予防に期待出来る成分イソチオシアネートとは?


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「かぶ」を生で食べたことがある方であれば分かると思いますが、独特の辛味があります。その辛味の成分がイソチオシアネートです。

「かぶ」の根や葉など全てに含まれていますので、無駄にせず全て食べることで効率的にイソチオシアネートを摂ることが出来ます。

またスルフォラファンという言葉を耳にしたことはありませんか?

実はこれもイソチオシアネートの一種であり、機能性野菜として注目を浴びているブロッコリースプラウトはスルフォラファンの量を高濃度に改良したものです。

その他にも大根おろしにもイソチオシアネートが含まれています。おろした状態にしないとイソチオシアネートが発生しないというのがなんだか不思議ですね。

そして「かぶ」にはまだまだ素晴らしい栄養素が含まれています。

1.アミラーゼ



効能は、消化不良の改善、食欲増進、など胃には優しい成分です。

かぶの白い根の部分に含まれていますが、熱に弱い性質があるので、サラダなどの生で食すのが効果的です。

2.ベータカロテン



効能は、抗酸化作用がありリコピンと共にアンチエイジングには欠かせない成分です。その他にも肌や髪そして爪などを健康な状態に保つ為にはこの成分は欠かせません。

かぶの葉の部分に含まれています。

3.カルシウム



効能は、皆さん知っての通り骨や歯などを生成する際に欠かせない成分です。その他にも心を落ち着かせてくれたり、筋肉の収縮、高血圧予防など様々な役割を担っています。

ベータカロテン同様かぶの葉の部分に含まれています。

4.ペクチン



ペクチンは食物繊維のことを言いますので、皆さん知っての通り有名な効能としては整腸作用が挙げられます。その他にも、動脈硬化や心筋梗塞の予防、悪玉コレステロールの低下などの効能があります。

あさイチでは、この栄養素を効果的に摂ることが出来る方法も特集されるようなので、その模様も後々まとめていきたいと思います。

10/29追記

かぶの煮崩れ防止方法とは?



1.かぶの色が変わるくらい厚めにむく。

2.かぶを繊維に沿って切る。

3.切ったかぶをボールに入れる。(熱が均等に加わるようかぶ同士が重ならないように並べる。)

4.ボールにかぶを十分に浸すくらいの昆布だしを注ぐ。(ペーパータオルを落とし蓋代わりにする。)

5.沸騰したお湯で30分湯煎する.

またかぶの皮にはたくさんの栄養が詰まっていますので、捨てずに他の料理に活用しましょう。

かぶが煮崩れする原因は、かぶの細胞と細胞を繋ぎあわせているペクチンという成分が、流出してしまうことにあります。

ペクチンが流出してしまう条件として、かぶの内部温度が上昇し100℃に達することが挙げられます。

ですから直火ではなく湯煎することで急激な温度上昇を防ぎ、結果煮崩れも防ぐことができます。

かぶの浅漬けの作り方とは?



1.酵素を最大限活用する為に皮ごと使用する。

2.横に薄く切り酵素を出やすくする。

3.とうがらしを入れて塩もみする。(塩分量はかぶの重量の1〜2%を目安にする。)

かぶに含まれているイソチオシアネートは、先述の通りガン予防に期待出来る成分です。しかしながら、熱に弱く成分が流出しやすい為、より効果的に摂取する為には浅漬が最適なのです。

さらには、塩もみする際にとうがらしを入れることで、入れない時の3割も多くイソチオシアネートが増加しますので、ご自宅で試してみましょう!

またヨーグルトなどに含まれているビフィズス菌を日頃から摂取し腸内環境を整えておけば、かぶの酵素を分解しイソチオシアネートへと効率的に変えることが出来るよなので、こちらも覚えておきましょう。

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