はなまるマーケットにて「蒸しショウガ」の特集がされていました。蒸しショウガとはショウガを蒸して乾燥させた物で、そうすることによりある成分が20倍に増えるというものでした。その成分というのが「ショウガオール」です。ショウガオールには認知症予防と認知症進行抑制効果があると新たに研究されより注目されている成分なのです。
ショウガにはその他にも様々な効果がありますので以下に挙げてみます。
・体を温める
・殺菌作用
・アレルギー対策
・免疫力アップ
・ダイエット効果
この蒸しショウガを考案した石原新菜先生は3ヶ月間蒸しショウガを摂取したことにより、便秘、生理痛、生理不順、多汗症、ニキビが無くなったそうです。
これからの寒い季節きっと重宝する食材だと思いますので、はなまるマーケットで特集されていた蒸しショウガのレシピや作り方を紹介したいと思います。
1.ショウガは皮付きのまま使用するのでしっかり水洗いしましょう
・ショウガの皮のすぐ下にショウガオールがたくさん含まれているので皮は剥かずにそのまま使用する。
2.1ミリ〜2ミリ間隔でスライスします
3.フライパンが2〜3cm浸るくらい水を入れます
4.耐熱皿の上にキッチンペーパーを敷きスライスしたショウガを乗せ、フタをして蒸す。
・80℃〜100℃の温度を保ち30分蒸す。
・蒸し終えたらキッチンペーパーで水分を取る。
5.蒸したショウガを天日干しする
・カリッとするまで乾燥させる。
・天気が良い日であれば1〜2日で完成する。
・生乾きで保存するとカビが生える恐れがあるので、しっかりと乾燥させる。
6.オーブンでも乾燥出来る
・100℃で1時間程度乾燥させる。
蒸しショウガを上手く作るポイント
蒸したショウガを上手く作るポイントとしては、ショウガを蒸す時の温度が1番大切なポイントです。ショウガを100℃を超過した温度で調理するとショウガオールが無くなってしまう可能性があります。ですからショウガオールを最大限に増幅させる為にも、80℃〜100℃で30分蒸しましょう。炒める場合であれば100℃を超えないように、短時間で調理すればある程度は大丈夫なようです。
この蒸しショウガはそのまま食べるととても辛く、その辛味がショウガオールが増幅している証拠だそうです。オススメの活用方法としてはミキサーで粉末状にすることで持ち運びが便利になるので、その粉末を紅茶に入れたり、色々な食事にふりかけたり出来るそうです。また蒸しショウガの1日の摂取目安量は、粉末状で2g程度なので1日1回蒸しショウガ紅茶を飲めば十分なので継続しやすいと思いますので是非試してみてはいかがでしょうか。