by かわちゃん  
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認知症患者が20年前と比較すると6倍に増加しているとも言われ、なんと全国で推計550万人存在しています。さらには、将来的に1000万人規模の認知症患者が増加する可能性があるのでもはや他人ごとではありません。

特に増加しているのがアルツハイマー型認知症で、様々な原因で脳細胞が破壊され萎縮していく病で、完全な治療方法は確立されていないのが現状です。

そんな中ある1人の医師が画期的な認知症予防の研究結果を発表しました。それは、ある匂いを嗅ぐと脳の若返りが期待出来るというものです。


画期的な手法を考案したのはどんな人?


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鳥取大学医学部の浦上克也先生、日本認知症学会の評議員を務める30年以上臨床と研究を続ける認知症のエキスパートです。

実績も凄くて、10年前から取り組む認知症予防プログラムで大きな成果を上げており、たった3ヶ月で脳を若返らせることに成功しています。

例えば、鳥取県琴浦町では約3人に1人が65歳以上の高齢者で早急な認知症対策を必要としていました。そこで、アクション付きの童話を歌ったり、朗読会、を始めとする「運動」「知的活動」「コミュニケーション」の2時間のプログラムを週に1回2時間行うという認知症予防プログラムを実施しています。

すると認知機能グラフで認知症予備軍だった人が3ヶ月で改善し始め、3年継続するとついには認知機能が正常にまで改善したのです。

浦上先生はこの結果に満足せず嗅覚に着目し、適切な香りをかぐことによって嗅神経を刺激し、嗅覚と連動している海馬など記憶に関する神経も活性化する方法を模索しました。


2.認知症と嗅覚の関係性は?


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人の脳には記憶を司る海馬が存在しています。認知症を発症すると始めに海馬がダメージを受けると考えられていましたが事実は違っていました。

海馬に繋がっている嗅神経があるのですが、認知症になるとそこが最初にダメージを受けることが分かってきました。このダメージが次第に海馬に伝わり、記憶の機能を破壊しながらその他の脳の部位にも影響を与え、結果認知症が悪化してしまうのです。つまり嗅神経が認知症予防のカギなのです。

嗅神経だけは極めて例外的に他の脳神経とは大いに違って再生能力が高いといわれています。そのなかで着目したのが「香り」です。何らかの香りを嗅がせることで嗅神経の機能を再生させ、さらにそこに繋がっている海馬も再生させ、結果海馬の活性化に繋がり認知症の予防改善を期待出来るのです。

浦上先生は様々な香りを実際に認知症患者に嗅いでもらい、認知機能の改善度を見る実験をし10年掛かって効果的な香りを発見したのです。


3.認知機能予防・改善に効果のある香りと嗅ぎ方とは?


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・昼はローズマリーとレモンが配合された活性化型のアロマオイル。
・夜は安眠効果のあるラベンダーとリラックス効果があるオレンジをブレンドした沈静化計アロマオイル。


弱まった嗅神経に活性化と沈静化アロマオイルを交互に嗅ぐことで神経細胞が効率よく再生します。本当に効果があるの?と疑問に思うかもしれませんが、実際にこの方法を試したある夫婦は認知機能を改善することに成功しました。

実際に実施したのは、昼間はペンダントの中にアロマオイルを染みこませ首からぶら下げ香りを嗅ぎ、夜は枕元の容器に垂らし香りを嗅ぐだけです。香りをかぎ続けること2年、認知症予備軍だったのが妻は予防プログラムとアロマで正常値に、夫はアロマのみで正常値に改善することが出来たのです。


4.このアロマ療法果たして物忘れで悩みの方にも効果はある?


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結論から言えば効果はあります。

ここ3年で急激に物忘れが悪化してきた瑠璃子さんは、1階に何かを取りに行くも何を取りに行ったか忘れてしまうのは日常茶飯事だそうです。さらには、火をつけっぱなしで外出しぼや騒ぎを起こすなど危険なことも。

また瑠璃子さんのある1日を観察していました。そのなかでいくつもの物忘れがありましたので以下に挙げます。

・調理中に隣人に渡す物があり5分だけ外出すると、調理のことを忘れパソコンする。
・調理中に手洗いに行き戻ってくると、自身が調理中であることをわすれる。
・食材や調味料を取り出そうとするも何を取ればよいのか迷ってしまう。


そんな瑠璃子さんを認知機能検査TDAS(ティーダス)で検査すると、認知症予備軍が疑われるレベルの数値となりました。

そこで実施したのが先にも述べたアロマ療法です。瑠璃子さんは1週間実践することで、家事が以前よりスムーズになっており、複数のことをこなしても物忘れがなくなっていました。またTDAS(ティーダス)で再検査すると認知症予備軍だったのが、正常値に改善しており物忘れの人でも効果があることを示しました。

また正常な人で少し物忘れがあるという方も同様のアロマ療法を実践していましたが、同じく効果がありました。つまり危険レベルに達していなくてもアロマ療法を実践することで、予防・改善を期待出来るということが分かります。

※TDAS(ティーダス)は、パネルが出す質問にタッチして答えることで、近時記憶力、概念理解、見当識、時計理解、道具の理解、口頭命令、空間認識能力、名称記憶、計算機能など9項目の認知機能の状態が分かります。この検査では特に近時記憶力を見る。


5.アロマは配合比率が大切な要素


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【昼】
・ローズマリー2滴
・レモン1滴
・午前中に2時間以上嗅ぐ

【夜】
・ラベンダー2滴
・オレンジ1滴
・就寝1時間前から2時間以上嗅ぐ


6.アロマを使用する際の注意点


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どちらか片方だけ嗅ぐのではなく、昼用と夜用を併用した方が神経細胞の活性化と鎮静化が出来るため効果的です。またアロマを鼻に近づけ過ぎると頭痛などが起きる事もあるので要注意です。その他にも、化学合成ではなく天然の植物から抽出したものを使いましょう。

認知症は65歳以上から発症しやすいが、10年〜20年前から脳の中は変化していますので、40代から実施して予防することがお勧めです。またアロマセラピーの利点として長年使用されており安全性が高く、濃度が高く効果的に嗅神経を刺激できます。

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