by かわちゃん  
man01.jpg

頭痛にはいろいろなタイプがあることが分かってきており、約300種類もの頭痛が存在するそうです。そのタイプによって対処方法も適切なものがあり、対処法を間違えると悪化する恐れがあります。みんなの家庭の医学では、特に注意が必要な3つの頭痛ランキングが紹介されていました。


3位:群発頭痛



群発頭痛の原因は分かっていませんが、目の奥の血管が拡張し三叉神経を刺激することで、1日1〜2時間の痛みが約1〜2ヶ月続きます。

間違った対処法を行い状態を悪化させてしまった人の体験談では、キリで目の後ろを刺されているかのような激痛、吐き気が伴うなどこれでは仕事どころではありませんね。

どのような対処法だったのかというと、鎮痛剤を服用することで、1〜2時間で症状が楽になったそうです。この痛みが治まる時間こそ群発頭痛の落とし穴なのです。

群発頭痛というのはとても辛い頭痛ですが、続くのが1〜2時間と比較的短いです。薬を飲んで1〜2時間で治まると薬の効果なのか、それとも自然に治まったのか分からない状態が続きます。その間にも群発頭痛は酷くなっていくという悪循環に陥ります。

群発頭痛は専門の薬でしか治りません。それなのに違う薬で対処していては、頭痛を悪化させるだけです。そうならないために、1日1〜2時間程度の強烈な痛みを感じたらすぐに頭痛専門外来を受診しましょう。


2位:頚性頭痛



頚性頭痛は、肩コリから首の神経が障害を起こし刺激が脳に伝達され、頭全体を締め付けるような激痛が長時間続きます。頚性頭痛患者によると、大きな鐘の中に頭入れて叩かれてるかのような、響く感じの痛みだそうです。

頚性頭痛で首にコリを感じた方は、なんとかそれをほぐそうと考えがちです。ですが、特にダメなのが首をぐるぐる動かすことで、首の神経に負担が掛かり悪化しやすくなるので注意が必要です。

頚性頭痛の好発年齢は50歳以上ですので、この周辺の年齢で肩こりのある方で頭痛を感じたら、頭痛専門外来指導のもと適切なマッサージを行いましょう。


1位:片頭痛



推定患者数840万人とも言われている国民病です。片頭痛の詳しい原因はわかっていませんが、脳の視床下部が興奮することで拡張した血管が三叉神経を刺激し、月に1〜2度の頭痛が起こると言われています。

片頭痛の対処法を間違えると、薬が効かなくなる恐れがあります。その結果、月の半分くらい、あるいはもっと片頭痛が起こりやすくなってきます。そのうち脳も変化してきて、新型片頭痛になっていくことが往々にしてあるそうです。

鈴木佳子さん52歳は、片頭痛の間違った対処法から新型片頭痛を発症してしまった一人です。その症状は、今日は何も痛くなかったと思える日は週に1日程度、ちょっと痛いなというのは毎日のように感じていたそうです。頭痛の日時とタイプを記録した頭痛ダイアリーを見てみると、頭痛が無かったのは1ヶ月で、なんと4日だけという月もありました。

そんな鈴木さんが初めて頭痛を感じたのは小学6年生で、母も頭痛持ちだったので遺伝だと思っていました。頭痛に変化が現れるのは今から30年前、地元の企業に就職した時でした。ある日、朝目を覚ますと月に1度の片頭痛が生じ、いつもの薬を1錠服用します。

会社で頭痛が出たら困ると思い、さらにもう1錠服用します。頭痛で休むのは周りの社員に気が引ける、頭痛で休む自分が嫌、そんな思いから症状が出る前から早めに薬を飲むようになります。

すると仕事中は頭痛が気にならなくなるまでになり、仕事をしている時の方が体が楽だったそうです。そのことから、薬を飲んでまでも会社に行きたい、仕事したい、という思いが溢れ用量より多く薬を服用して仕事をすることが増えていきました。

半年が過ぎたある朝のことでした、あの片頭痛が襲ってきました。今月の片頭痛はおととい終わっていたはずなのに、また片頭痛がきたので不思議に思います。この日を境に彼女の頭痛は、月に7〜8回で頻度を増して襲ってきたのです。

近くの診療所で診断してもらうも、特に以上はなし。薬が処方されたものの、その薬も効果は実感出来ませんでした。それだったら市販の薬と変わらないと思い、病院ではなく薬局の市販の薬に頼るようになりました。

飲んでいる薬が効かなくなると、また別の市販の薬を服用するようになる、という薬ショッピングを行うようになりました。薬ショッピングこそが鈴木さんが犯した最大のミスだったのです。

それから4年、結婚し母となった24歳の時、いつもの頭痛を堪えながら夕食の準備をしていた時のことでした。今までにない激しい頭痛が突然襲い、何かにきつく締め付けられるような痛みを感じます。病院へ駆け込むと脳出血などの疑いがかけらえMRI検査が行われるも、特に脳に病変はありませんでした。

この痛みこそが片頭痛が新型へと変貌したサインでした。この締め付けられるような痛みは頻度を増して襲います。これといった原因や対処法が見つからず、ただ痛みを治まるのを待つという辛い日々が続いたのです。

そんな時に出会ったのが、頭痛治療の名医である坂井文彦先生であり、そこでようやく頭痛の正体が判明したのです。

病名:慢性片頭痛(新型片頭痛)

慢性片頭痛とはその言葉の通り、月に1〜2回程度しか起こらない片頭痛が、月の半分以上慢性的に起こる病です。片頭痛持ちの人が、自己判断で誤った対処法を行い続けることで慢性化すると考えられています。

鈴木さんの場合は、市販薬の間違った使い方が慢性化の最大の原因でした。

そもそも私達の体は頭痛などの痛みが起こると、その痛みが神経を通じて脳に伝達され、痛みを抑える物質が出ます。痛みを抑える物質と鎮痛剤で血管の炎症を抑える相乗効果で、痛みは抑えられています

しかし、薬を容量より多く飲み続けると、鎮痛剤が痛みを強制的に抑えることで、本来痛みを抑える物質を出さなければならない脳が勘違いし、痛みを抑える物質を出さなくなるのです。痛みを抑える物質が出なくなると、少しの刺激で頭が痛いと感じるようになります。

頭痛が頻繁に襲うようになったのは脳の勘違いが原因でした。薬を飲み過ぎると脳が過敏になりちょっとした痛みに反応し、薬の鎮痛効果だけでは痛みが治まらなくなります。

鎮痛効果がなくなると薬ショッピング、そして慢性片頭痛をさらに悪化、という悪循環は避けたいものです。ですから自己判断で治療方法を決めずに、頭痛専門外来で受診し、いろいろな治療を試し本当の原因を探るというのが頭痛治療の正しいやり方です。

慢性片頭痛に悩まされていた鈴木さんは、現在は治療に成功し生活の質が格段に向上したそうです。


簡単にできる!頭痛のタイプの見分け方!


doctor02.jpg

片頭痛、緊張型頭痛が2大頭痛と言われています。ちなみに、緊張型頭痛は血行が悪くなることで、頭全体が締め付けられるように痛む頭痛です。 頭痛持ちの人の56%は緊張型頭痛、22%は片頭痛、22%は群発頭痛などのその他の頭痛と言われています。

片頭痛と緊張型頭痛は対処法が全く違うので、自分が片頭痛か緊張型頭痛か見分けることが大切です。

2大頭痛の見分け方はとても簡単で頭痛がある時「おじぎ」をするだけです。その際の症状の変化によって頭痛のタイプが分かるのです。

痛みが増す → 片頭痛

変わらない → 緊張型頭痛



片頭痛は血管が拡張すると痛みます。おじぎをすると頭が心臓の位置より低くなり脳の血管が拡張しますので、痛みが増す場合は片頭痛の恐れがあります。

一方で、緊張型頭痛は筋肉のこわばり、血行が悪くなることが痛みの原因なので、症状に変化なしであれば緊張型頭痛です。

正しい対処法として、緊張型頭痛は血行をよくすると痛みが改善すします。ですから、マッサージ、運動、風呂に入るなどが有効です。 

そして、片頭痛は血管を収縮させると痛みが改善します。ですから、頭を冷やす、カフェイン入の飲み物を飲む、眠るなどが有効です。


1日2分頭痛予防体操!


koritore01.JPG

・頭を正面に固定したまま背骨を軸に肩を回す。

・首のインナーマッスルがストレッチされ頭痛が出にくくなる。


この体操を実践する際の注意点としては、片頭痛の時にやってしまうと血流が良くなり悪化する恐れがありますので、痛みが無い時に予防として行いましょう。逆に、緊張型頭痛の場合は血流を良くし、症状を改善してくれますので痛みがある時に実践しても問題ありません。

そもそも、頭痛にならない体づくりを実現する為には、ストレスや睡眠不足を避け規則正しい生活リズムを保つことが大切です。

コメント

1 件
テスト
Posted by a at 
コメントをどうぞ
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック

0 件

スポンサーリンク

Page Top ↑